柿食えば 屁をしても一人

電気系の学生のブログ。何を書くかも決めていない

カメラ用の三脚を買いました。【Mactrem 大型アルミ三脚CT62 ORENGE】

あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
自分へのお年玉ということで、一眼レフ用の三脚を買いました。
結構リスキーな買い物をした、と思ったのでレビューを書きます。

買った商品はこちら。オレンジ色を買いました。

まず、SLIK、Manfrottoじゃないのか…と思われたと思います。そうです。今回の三脚は中国設計の三脚です。
深セン市(よくわかんないけど、中国の今すごい街)が会社の住所だったので、そこら辺の中国製とは違うんじゃないか?と思って購入した次第です。

まずは、ありのままの状態をつらつらと書いていこうと思います。評価は後ろの方でするつもりです。

商品紹介

概観

棒はすべてアルミ製で、ジョイント部はすべて樹脂製です。
目立った傷や、塗りムラはなく丁寧な作りという印象を受けます。
ロゴもおしゃれで、スタイリッシュな雰囲気です。
アルミパイプの剛性も十分にあるように思える(要検証)
足が1本取り外すことができ、一脚として使用可能です。一脚の使用経験がほとんどないので、レビューはできません

内容物

箱を開けるとこんな感じです。まず、内容物です。
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  • 三脚本体
  • 三脚を入れるバッグ
  • 六角レンチ✕2
  • 三脚の足につける六角レンチのマウント(穴が何故か3つ)
  • 多国語対応の取扱説明書
  • 謎のグリーティングカードみたいなやつ

写真を見るとオレンジ色に近いですが、僕には(シルバー)レッドに見えます。どちらにせよ、おしゃれなので問題ありません。
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フルーツグラノーラのパッケージもシルバーレッドなので、隣に並べてみました。
フルグラ程は赤くないみたいですね。

背の高さ。足の幅

足の開く角度は3パターンです。

  • 1番足が狭い時(背が高い時)

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  • 真ん中の足の幅の時

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  • 最も足が広い時(背が低い時)

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最も背が高い状態に設定した時、レンズの高さが目線(160~170cm)になります。
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足を開くにはかなりの力が必要です。真ん中の軸を片手でつかみ、もう片手で強く引っ張ると開閉できます。
180度足が動くので収納時は、雲台側に足の先が来るように収納できるためかなり小さくなります。
足は、ラチェット的なジョイントで固定します。
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付属の雲台

自由雲台が付属しています
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雲台も色がついていておしゃれですよね。パン、チルト、あと謎のつまみの3つがついています。
自由雲台を使うことがそもそも初めてでよくわからないのですが、謎のつまみとチルトを組み合わせることで球面座標のΘ±75[deg]ぐらいまで自由に動かせます。
ホールド力と動かしやすさを両立させるとこんな感じなのかな~といった感じの動かしやすさです。
90度傾けたいときは、一箇所だけ雲台が削られているところ(図中正面)に差し込みます。
パンも可能です。ですが、直上コースの時ぐらいしか使わないと思います。

クイックシュー

クイックシューになっているので、三脚へのカメラのつけ外しが簡単に行えます。
ねじは1/4で、ほとんどのカメラが付くと思います。
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クイックシューの取り付け方法は、裏側につまみがついてるのでコインや工具がなくても取り付けができます。カメラとの接面はゴムでできています。
三脚への取り付け方法は、ねじで押さえつける方式です。割とスムーズに取り付けることができます。
ねじが出っ張っており、そのねじが脱落防止用のようです。
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エレベータ

エレベータは抜き差しが可能で逆向きに取り付けてマクロ撮影が行える。レンズを選ぶので僕が素列を使う日は来ないと思う。
エレベータの固定方法は、真ん中のゴムを絞ることで摩擦によって固定しているようです。
適当な調査ですが、8kgを垂直にぶら下げた時が限界かな?という感じです。安全を見て6kgぐらいにしておいた方がよさそうです。
エレベータの下側には、荷物をぶら下げられるフックがついています。フックが少し小さいので紐状のものを取り付けるのが良いと思いました。

所感

ここからは、僕の主観や、不確定な話です。

概観

全体的に作りが甘い。機械加工の精度が足りていないと思います。ねじを締めなおしたりすると切粉が出ます。とても残念な気持ちになります。タップしてる気持ちになります。塗装がいまいちなのかもしれません。

三脚とのジョイント

ここも作りが甘いという印象があります。まず、このラチェットが信用できる形をしていない。確かに、垂直上からの力にはこの形状で十分かと思いますが、閉じる方向には全く有効ではありません。あと、足の角度が大きくなると、鉛直方向の力をラチェットだけで支えないといけないので心配です。
かなり、足の開閉に力がかかる。さすがに辛くて、ねじを少しだけ緩めました。何度も動かすところなので、ベアリングとかでやった方がいいと思うんですが…ねじで抑えているだけです。
(軽さとのトレードオフなので、見当違いな批判かもしれません)

クイックシュー

ねじが出っ張っており、そのねじが脱落防止用のようです。

と、上の方で書きましたが、結構深刻に思えます。ねじが小さいので、どう見てもけがの原因になります。また、シューを付けたときに、カメラを平らなところに置くと、まったく安定感がありません。

エレベータ

パイプの太さは申し分ありませんが、固定方法が心配です。ねじるだけで、今どれぐらい固定できているのかが全く分かりません。ロードバイクのクイックレバーのような方式では駄目だったんですかね…

総合評価

全体としてみて、値段相応かな?という感じです。こっぴどく書きましたが、結構気に入っています。改善すべき余地は多いと思いますが、所有欲を満たされる製品だと感じます。

まだ、外へ持ち出していないので、また何かあったら追記したいと思います。
長々とお読みいただきありがとうございました。